node.jsのいろいろなモジュール27 – pithy.jsでHTMLを生成
HTMLを生成するためのモジュール
pithy.jsとは、JavascriptでHTMLを生成するための機能を持つモジュールです。 とても手軽にHTMLを生成することができます。
環境構築方法
今回使用した動作環境は以下のとおりです。
- OS : MacOS X 10.7.5
- Node.js : v0.10.0
- npm : 1.2.14
npmを使用してpithy.jsをインストールします。
% mkdir pithy % cd pithy % npm install pithy
これでrequire('pithy')とすれば使えるはずなのですが、私の環境ではモジュールが見つからないとのエラーがでてしまいました。 モジュールの構成がおかしいのかなんなのか・・・・ とりあえず今回は、node_modules/pithy/lib/pithy.jsをカレントディレクトリにコピーして使います。
使ってみる
ではHTMLを生成してみましょう。 モジュールを読み込んで、それに対して生成したいHTMLタグの関数に値を渡します。
var html = require('./pithy'); //カレントにあるpithy.jsをrequireする var str = html.div('#main', [ html.h1(null, 'Hello, pithy.js!'), html.img({src: 'myImage.jpg'}) ]); console.log(str.toString());
上記プログラムを実行すると、次のようなHTML文字列が生成されます。
<div id="main"><h1>Hello, pithy.js!</h1><img src="myImage.jpg"/></div>
まとめ
今回はHTMLを生成するためのライブラリ、pithy.jsについて紹介しました。 文字列を連結してがんばってHTMLをつくっている場合、このモジュールを使えばシンプルになると思います。
参考サイトなど
- Github: https://github.com/caolan/pithy